爽滑Z 誕生！
メンテナンスのブレイクスルー！

今までありそうでなかったコーティング。
少々長くなりますが、爽滑Zが誕生するまでのストーリーです！

●スポーツは道具が大切

スキー・スノーボードに限らず道具を使うスポーツは、その道具のメンテナンスが必須で、
その仕上がり次第でパフォーマンスが大きく変わります。
その中でも雪面に接するスキー・スノーボードの板は特にデリケートです。
仮にその状態が悪いと、雪面抵抗が増えることにより、疲労が増し場合によっては危険も伴います。
何よりも、楽しくありません…（涙）
楽しむためのスポーツが楽しくないなんて悲しすぎます…(T_T)
 

●スキー、スノーボードのお手入れ

そんな不幸を防ぐため、スキーヤー、スノーボーダーは程度の差こそあれ、一生懸念道具のお手入れに励みます。
技術の差によってメンテナンスのレベルも変化があるかと思いますが、基本的にはワックスを塗り込みます。

私もその一人で、以前はワクシングに精を出しておりました。
シーズン前にホットワックスし、一生懸命削り、磨き…。
ときには家族の分も含めて…。
しかーーし！
あんなに時間をかけてメンドクサイ作業をしても、１，２日一生懸命滑ったらどんどん滑らなくなる。
雪温が変わって急に滑りにくくなり怖い思いをすることも。
 
そして滑り終わった後は、次回の滑走のためにメンテナンスを。
毎日ホットワックスするのは面倒だからと、期間中は固形ワックス生塗り、コルクでゴシゴシ磨き上げ…。
（液体スプレー式は、１本滑ったらもう滑らなくなって超絶コスパ悪いし）
 
この頃は、ワクシングがスキー上達の必須条件だと信じて疑っていませんでした…。
 

●なぜワックス？

あるとき、個人的な事情で、毎年何度も行っていたスキーを３シーズン断念しました。
その時に、スキーしたい欲求を抑えきれずイメトレしたりしてましたが、
ワクシングについて、そもそも何故ワックスを塗るのか考えるようになりました。
板が滑らなくなったり、雪が板に付いたりするのは何故だ？
ワックスがもたらす効果は？ワックスが雪汚すのも嫌だよな…etc
 
水分を吸収し滑走性を損ねてしまう板にワックスを塗り、
「板自体に水分を吸い込まない状態にする」ということに気が付きましたが、
逆に、古くなったワックスは汚れを抱き込み滑走性を低下させる…。
だからリムーバーを使って古いワックスを剥離。
雪に溶け込んでいくワックス…。
ゲレンデ手前でスプレーワックスをブショブショ塗りたくる人々…。
1本滑ったら全部雪の中へ…。
何だこの何とも言えぬ虚しさは！
 
ならば！
このワックスに変わるものはないのか？！
ここから、「爽滑Z」誕生へ一歩を踏み出したのでした…♫

●コーティング！

水を寄せ付けない技術なら、既に活用しているコーティング材を使った保護技術を転用できないか、
試行錯誤しながら、探っていきました。
コレならいけるぞ！となったものの、本当にスキー板にコーティング施工して、雪面でスキーできるのだろうか・・・？
全然滑らないのでは？
滑っても耐久性がないのでは？
不安はつきませんでした。

●いざ！スキー場へ！

恐る恐るスキー板を履き、リフト乗り場まで歩き出し、
（お！歩けるぞ！？）
スケーティングし、
（おお！コレもOKだ！てゆーか、スケーティング忘れてなかった涙）
リフトに乗り、いざ恐る恐る滑り出してみると・・・！
あれ？普通に滑れるぞ？！
久々だからウキウキして身体が軽いからか？
時間が経っても滑走性が落ちることはなく。
整地されていても荒れていても、新雪でも湿雪でも大丈夫！
こりゃ想定通りだっ‼️

●耐久テスト

その後、爽滑Z施工後、どの位そのままで大丈夫なのか検証し、概ね１シーズン15日滑走は問題ないこと確認しました。
スキー場や雪質によってはもう少し伸ばせるかと思いますが、お勧めは３月の春スキー前にも施工しておけば安心です♫
再度施工すると言っても、たったの５分！（長めに見て）

●徐々に広がりを。

最初は身近な友人から始まり、色んな方に施工する機会を頂きましたが、
全員が「問題ない！むしろワックス不要なのが素晴らしい♫」
とリピートしてご利用いただくようになりました。
継続しているうち、このように喜んでいただける方はもっといるのではないだろうか。
スキーよりも面積が大きくワクシングも手間がかかりそうなスノーボーダーだって、メリットだらけのはず。
全世界にいるのではないだろうか！？
 
何より、2011年から脱ワックスし、
一度たりともワックスの方が良かったかも？と思うことなくメリットのみを感じていることを、多くの方に伝えたい。
そう思うように至り、この度、販売開始することを決断いたしました！
 
いつか、「あ〜！オレも爽滑Zっす♫コレ楽ちんですよね〜♫」
こんな会話が聞こえてくることを夢見ています♫
 

●スキー業界を救えるか！？

近年、スキー離れが叫ばれて久しいですが、その原因の一つに道具の問題もあるのではと感じます。
30年にも及ぶ景気低迷に加え、道具自体も高価格帯になり、そのうえ維持するにはメンテナンスが必要。しかも時間と技術が必要…。
メンドクサイですよね…。
 
今まで誰も信じて疑わなかったワクシングに、ノーワックスという革命的な爽滑Zがメンテナンスに係る労力と時間と環境への負荷を減らし、スキーヤー、スノーボーダーを救います！
爽滑Zがスキー・スノーボード業界の発展に少しでもお役に立てたら幸いです。